店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.164
遺伝子を強くするもの
2010.9.02

季節も9月となり、風に揺れるススキが何とも心落ち着く風情を感じさせます。

さて、前回は‘重心’ということについてお話をしたわけですが、この重心の不思議と重要性はもっと観察する必要があります。

例えば、ここに2つの同じ大きさの箱があるとして、一つの箱に10Kgの中味があり、もう一つの箱は空だとします。

では、ここで・・・・

2つの箱を同時に持ち上げようとしたら、重たい方を下にするのか、あるいは、上にしたほうがどちらが楽でしょうか??

という質問をすれば、持ち上げた経験のない人は、 

「そんなのいっしょだろう!  だって重さは足し算すれば同じなんだから〜!!」

と答えられることでしょう。

しかし・・・・

実際、それぞれ持ち上げてみると、「あ〜ら、不思議!!」  断然、重たい方を上にした方が軽く感じるのです。


これは、重心の位置を上に移動させたせいなのですが、ここで不思議なことが・・・・

人が倒れた時、意識がある人を持ち上げた時と、災害などで亡くなった方の死体を持ち上げた時では、全く重たさが違うように感じるのです。

なぜか、死体は非常に重たく感じるのです・・・・・

この理由がわかる方は、すばらしいと思います。

先の箱の内容は、実際、宅配便さんが応用している技術でもあるので、ご家庭でも活用していきましょう!



それでは・・・

今回のテーマであります‘遺伝子を強化するもの’についてお話をしてみたいと思います。

このテーマをお話するということは、最近、太陽のエネルギーの増大が顕著になってきているという実感があるからです。

太陽の放射線エネルギーは、遺伝子を狂わせるくらい強力で、危ない領域に近づいています。

以前では、遺伝子を修復する大豆の核酸や活性酸素を除去できる抗酸化力のあるモノをドンドン取りましょうと推薦しましたが、今回は、直接的に遺伝子の機能をまっとうさせるモノをご紹介しておきたいと思ったからです。

そして・・・


このテーマを考えるとき、やはり、漢字が最も重要な決め手になるのでした。

人間の知恵など遠く及ばない叡智が、漢字には入っているのです。

遺伝子を表わす言葉は、通常、‘DNA’ですが、これは、遺伝情報を伝える染色体の配列を意味しますが、これを別名何と読んでいるか??


ハイ! それこそ皆さんもよくご存じの‘塩基配列’というものです。 

とすると・・・・・


そうです! 漢字を素直に読み取れば、おのずと答えは出てきます。


‘塩基’すなわち‘塩が基準、元となっている’ということなのです。


実は、人間の遺伝子の中枢を担っているモノ、それは、‘塩’ なのでした。

よろしいですか! 遺伝子には、絶対、塩が必要なのです。


ただし・・・まさか、専売公社の販売している塩ではありません。

海水を凝縮したようなミネラルたっぷりの塩ということは言うに及びません。

人口の精製塩は、NaとClだけのバランスを大きく欠いた腎臓に悪影響を与えるモノだということです。

これが、血圧をおかしくする塩であり、通常の食品に入っている塩の正体であり、減塩しなければならない要素なのです。


しかし、ミネラル豊富な天然塩は、血圧の心配もいらず、血液をサラサラにしてくれる力まで発揮します。

通常の食事に含まれる精製塩を取る場合は、あるモノといっしょに取れば問題が解消されるのです。

なぜなら、それは、精製塩のNa(ナトリウム)の害を排出してくれるからです。

では、それは一体何なのか??

そこで、実例を少し上げますと・・・・

東北地方は、塩分の濃度の高い食事をするがために高血圧症が多いとされてきましたが、実は、例外があり、ある県では高血圧症が少ないのです。


その答えこそ、青森県であり、リンゴに含まれるカリウムだったのです。


店主は、うどんが大好きですので、うどんに多量に使用されている精製塩の悪害を最小にするために、食べた帰りにコンビニでリンゴジュースを買って飲んでいるのです。

ようするに、国が唱える‘減塩主義’など気にする必要もなく、カリウムを摂取し、ナトリウムの悪害を中和すれば良いだけのことなのです。


ところで・・・

‘奇跡のリンゴ’で有名になった木村さんをご存じだと思いますが、絶対に不可能と言われた無農薬のリンゴを作ることに最終的に気づかされたモノが、‘土の力’であったことは記憶に新しいことです。

良い土の条件とは何か? という命題については、一言でいうとミネラルが豊富な‘電気が流れやすい土地’という見方もあるのです。

これは、人間の皮膚も同じで、良いお肌とは、ミネラルが豊富で電気の流れ易いお肌ということがいえるのです。

つまり、これが以前から強調している電気伝導度の高いものが良く、静電気のように流れない滞留しているものが怖いということでもあるのです。

ミネラルは、‘金属’ですので、電気が流れやすく、細胞の代謝率が非常に良いのです。


これが疲れた時に、ミネラルを取ると良いという意味でもあり、‘敵に塩を送る’という象徴にもなっているのです。

上杉謙信は、疲れ切った武田信玄の軍隊に決しておにぎりや酒を与えたのではないのです。

人間にとって最小にして最大のエネルギー源は、塩でありミネラルなのです。


その中でも、チタンやゲルマニウム、ケイ素は半導体と呼ばれる電気伝導度の非常に高いモノであるために、激しい運動をして動きにくくなった筋肉に張ると、乳酸がたまって電気の流れにくくなっている所に、半導体を通して電気が流れやすくなった分、筋肉が簡単に動くように戻れるという原理を応用しただけのことなのです。

ビタミンCという栄養一つとっても、ミネラルの‘銅’が欠乏していれば、吸収率がすこぶる悪くなったりと、その神秘を知っている人は少ないのです。

ですから、ミネラルの重要性は、今後、もっともっと叫ばれるようになるでしょう。


減塩主義に陥ってしまっている方もおられると思いますが、減塩というのは、精製塩という意味をしっかり認識しなければ、効率がすこぶる悪くなるかと思いますので、理論・理屈に惑わされず、ご自身の体で、一度きちんと検証されると良いでしょう。