店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.163
重 心
2010.08.25

朝起きて、ふとTVを見ると‘スッキリ’という番組で関根麻里ちゃんが、外国のセレブたちの話題を話していました。

セレブといっても、若干30歳にも満たない女性たちだが、収入は、85億、65億・・・と、わけのわからない数値が映っていた。

思わず、店主は、「若いうちからこんなにお金持ちになってしまっては、価値観が狂ってしまうだろうに」と理屈で思う心とは裏腹に、羨ましさ99%、1%嫉妬の情念を抱いて・・・

その彼女たちの私生活がクローズアップしていたところ、最初のセレブがこの夏楽しく海水浴に行った時の映像が出された瞬間、「おやっ!」と心が叫んでいました。


さて、その彼女は、海水浴場で何をしていたと思いますか??

映像に映っていたもの・・・それは、彼女が一生懸命になって‘砂浴’をしている姿なのでした。


この砂浴こそ、体中の毒素を抜き、今、最も運がつく土のエネルギーをもらうというもので、彼女はそれを‘無意識’にしていたのです。

皆さんの中で、セレブが普通の海岸で砂浴をしている映像を見たことある人はいますか?

非常にめずらしいですよね〜!

「さすがだな〜!!」と思いつつ、次の彼女の私生活の写真が出てきた瞬間、またまた店主は驚きました。

その彼女の姿は、まさに‘逆立ち’を得意とするものとして紹介されていたのでした。


‘逆立ち’は、ヨガ最高のポーズであり、脳の本能の座を活性化させる秘密兵器だったのですから・・・

これらを彼女たちは、理屈ではなく、無意識のままにしており、これぞ真の強運といわざるをえません。

まさに、店主にもその良さを強調、再確認させてくれるありがたいシンクロ(共時性)でした。



それでは・・・

今回のテーマであります‘重心’ということについてお話をしてみたいと思います。

まず、この重心の重要さを真に理解している人はどれくらいいるでしょうか?


例えば、プールの中にビートバンのようなものを浮かべて、その上を芸能人が走り、いかに早くゴールまでたどり着くか?というTVを見られたことのある人もおられるでしょう。

その時、誰もが不思議に思ったことがあるはずです。


それは、運動神経が良いバリバリのスポーツマンが、意外にも途中でバランスを崩してプールに飛び込んでいく姿があり、逆に、筋肉もほとんどついてないようなひょろひょろのおたくのような者がバランスを狂わすことなく、スイスイとゴールまで一直線で走っていく光景に・・・

この違いは、一体どこにあるのか?


ハイ! この差こそ‘ある一点’に集約されるのです。

それこそ、まさに‘重心’にあるのです。


重心がしっかり整っているものは、不安定なビートバンの上でも姿勢を崩すことなく渡ることができ、整っていないものは、筋肉の量にはまったく関係なく不安定なのです。

実は、これこそが‘腰痛の原因’にもなっているのです。


逆に言えば、重心が整っている者は、決して腰痛が起こせないとも言われています。


あの重たい飛行機一つとっても、重心というものを整えているから浮くのであって、整った重心の位置では力も最小で全体を動かすことができるのです。

ただ、ここで問題になるのが、なぜ、重心がずれるのか? ということです。


●普段の片足を組む姿勢、骨盤を立てず、椅子の前の方にお尻をどっかりと沈ませて丸くなった姿勢

●スポーツで、片方の筋肉ばかりを使う運動

●ハイヒールのように重心の位置をわざわざずらしたり、足首の筋肉の緊張を起こす恐ろしい履物の使用


とにかく、重心のずれている人は、靴で足の外側(小指側)がよくすり減っている傾向があります。

これが以前から説明している足の親指に重心がくるようにしたほうが良いということであり、足首の柔軟さを欠いた結果、その影響が反対側の足に重心が移り、骨盤の変異を起こすということで・・・


‘骨盤をいくら強制しても足首の緊張を取らないとすぐに元に戻る’ということを知らなければならないのです。


ちなみに、足は‘親指’が理想の重心の位置なのですが、手では、親指でも中指でもなく‘小指’なのです。

その秘密が一番わかりやすいのがゴルフで、もし、親指に力が入っていると肩に力が入って、ボールがまっすぐ飛ばなくなるのです。

店主には、極真空手の数万人の長であったあの大山倍達(ますたつ)氏が不思議な腕立て伏せをしている光景が思い出に残っています。


氏の腕立て伏せは、単なる腕立て伏せではなく、実は、小指だけで身体を支えていた‘小指立て伏せ’だったのです。

この超大物も、やはり、‘本能’が重心というものを的確にとらえていたのでしょう。