店主 内藤
世の矛盾、スジの通らない事に店主・内藤が吠える!
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痛快!店主のひとりごと
店主のひとりごと Vol.145
間脳のちから
2010.04.15

前回は、‘中庸’ということについてお話をしましたが、ここで言っておきたいことが一つ。

お客さまの愛犬様が病気で、その改善にいろんなお水を与えて、本能がどれを選ぶだろうか?と試したことを紹介しました。

そして、‘ラドン入りの特殊なお水しか飲まなかった’という結果だったのですが、このように紹介すると読者の中には、

「ああ、それならば水素水よりもラドン入りの水の方が体にいいんだ!!」

と即決してしまわれる方もおられることでしょう。

しかし、・・・店主は、こう考えています。

今の病気に対しては、ラドン入りのお水の方が良いと本能が判断したかもしれないけれど、これがず〜っと飲み続けたり、体調が良くなった時は、水素水や他のお水を飲むようになる可能性のほうが高いと・・・

では、どうしてそう考えるかおわかりになりますか?


それは・・・

愛犬様の本能が‘体を治すために取り入れたものが、不足していた栄養素を満たしたり、病気改善に有効な物質としての役割を果たした’と判断したときは、それ以上いらないとして選ばせないと思うからなのです。

何か一つをとって、それですべてが満たされ、‘改善し続けることができる’ということはありえないのです。

すべては栄養素、エネルギーの過不足を調整するための‘バランス’をとることこそが真の療法なのです。

これこそが真の‘中庸’であり、‘中’というのは、本来‘あたる’と読み、ツボをとらえ、あたるということなのです。

そして、このバランスを欠くものに対して、何が必要なのか、どこまで必要なのか?そして、何がいらないのか?を瞬時に判断している中枢こそ、今回のテーマである‘間脳’なのです。



間脳が真に活性化すると、先の例のように色盲、色弱すら改善し、Y氏以外でも90度まで曲がっていた老婆の腰をその場でまっすぐに戻すことができたS氏、そして、間脳から発する微弱な放射線を検知し、体のどこが本当に悪いのかを発見する機器を作り、治療にも応用したJ氏など、間脳の力を利用して偉大なる業績をあげた人たちはいるのです。


よろしいでしょうか、ホルモン、自律神経を統括している間脳の機能低下こそが、インシュリンの糖尿、ステロイドのアトピー、免疫、体温のガン、その他全ての疾患の根源にもなっており、膵臓だけを活性化して糖尿を改善しようとするやり方というのは非常に効率が悪く、根本療法とはいえないのです。

これは、例えば、ぜんそくの発作が浣腸をして大便を排泄させると軽減する現象をみてもわかるように、肺と腸の陰陽関係のような臓器のエネルギーバランスの相関関係を読みとおすことができないことにも起因しています。

また、Vol.52でも紹介した不妊治療で大いなる成果を生んでいた療法が、首の筋肉を温め、脳への血流をあげ、間脳の働きをあげ、卵巣ホルモンの分泌を良くし、卵子の数を増やし妊娠率をあげたというように・・・

今、悪いと思っているところ、悪く表れているところが本当に悪いのではなく、本源が別にある場合のほうが多いのです。

そして、その悪いところを何とか改善し、調整しようとしているのが、他ならぬ‘間脳’なのです。



では、なぜ、間脳が機能低下を起こしてしまったのでしょうか?

これには何点かの問題があり、それを一部紹介しますと・・・


●エアコンなどの普及により寒暖の差がなくなり、間脳が体温を調整する刺激を失い、これが冷えの根源を作ってしまった。

●現代は飽食すぎて空腹を感じる状態もなく、栄養が過多すぎ、それが、徐々に熱くなるお湯の中でゆでられて死んでいくカエルと同じ状態となっている。

●いまだかつて体験したことのないわけのわからない農薬、添加物などの化学物質が体内に侵入してきて対応しきれていない。

●腸内腐敗便(宿便)が、間脳の機能をマヒさせている。(この意味が深い)

●携帯電話や電気毛布、ナイロンなど化学繊維の装着から生じる負の電荷。(電磁波・プラスイオン)

●呼吸が浅いことや首の筋肉の緊張による脳への酸素供給不足。

●生存を脅かされたり、火事場の○○じからを発揮する環境がない。(本能が目覚める環境がない)

●考え方が柔軟にできないことによるストレスが脳を痛めている。

●住んだり、働いている場所の磁場が非常に悪い。

など、ちょっと考えてもいろんな要因があげられます。


ということで、次回より‘間脳’ということに焦点をあてた‘冷え’の改善についてお話をしていきたいと思います。