さて、今回は、久々に目に見えない世界のお話をしてみたいと思います。
以前、‘店主のひとりごと’で‘飲食店が繁盛する変な裏技’というものを紹介したことがあるのですが覚えていますでしょうか?
お墓の近くの飲食店を通りかかった人に墓場にたむろしている餓鬼霊たちが憑依して、‘おいしい!’という満腹感を食べにくるという話を・・・
この内容を実感させるようなことがあったので、ひとつ記してみたいと思います。
先日、最近亡くなられたある高名な霊覚者の記録を入手して読んでいると、次のようなことが書いてあったのです。
三十年も前のある暑い夏に、何かの用事の帰り、昼食を飲食店で取った時のこと。
実は、わたしはウナギのかば焼きが大嫌いで、お酒も飲まないのだが、理由は自分でも
わからないのだが、何気なく酒とかば焼きを注文してしまい、おいしそうに食べてしまった。
それに対して、酒を飲まないことを知っていた同行の知人たちがビックリしていた。
料理を食べ終わって、たちまちにウツラウツラと居眠りをしてしまい、夢を見たのだ。
すると、「いや〜、いい人と出会えて結構、結構!!」
という声が聞こえてきて、そこには戦国時代の武士らしき姿が・・・
−お武家様はひょっとして、今の食事がお好きなのでしょうか?−
「おお、好物じゃ。これまでに何人かのお人にかかって食したことがある」
「お世話になったお礼に、教えて上げたいことがある・・・」
ということで、そのお武家様は、あることを教えてくれたというのです。
それは、‘家の中に入る時の作法’だったのです。
お武家様曰
「家を入る時に、戸口の前で○○○・・・と3回繰り返し、自己紹介し、その家を訪れる要件を
簡単に口の中で言う。
そして、お入り下さいと!言われたら、必ず‘左足’から敷居をまたぐように」 と。
※○○は重要でない。
では、なぜ、左足からなのか? というと
実は、左足から足を踏み入れば、万が一相手が斬りつけてきても、刀の先が体には当たらないのだという。
この左が尊いという思想は、道教の思想の中に色濃くあるのですが、・・・
今でも神職などは、拝殿から内殿に入る際、左足から入るという作法があるといわれています。
また、家を出る時、玄関の戸をまたぐときにも、なるべく左足から出ていくようにすると良いでしょう。
ちなみに、乗り物もできるだけ左足から入るようにしたほうがベターでしょう。
この霊覚者は霊媒体質には違いないでしょうが、いかに人間が霊的な作用を受けているかという恐るべき事実です。
お酒を飲んだり、怒りでブチ切れたり、○○でフラフラと人格が一変する方々を見ると、これは・・・
しかし、理性がしっかりしておけば絶対防ぐことができたことなのです。
自殺者も3万人を超えた昨今の現実には、すべての希望を失った人たちの悲しい選択があるわけです。
が、まさにこの希望喪失の瞬間こそ、自殺した霊たちが悲しいという同じ波長なるがゆえに合体してきて、生きようとする思いを打ち消す拍車をかけている可能性が高いということを知らねばならないのです。