北海道に行って心身共にリフレッシュしたつもりが、本日は何やら忙しく、目にクマを作って疲労困憊しながら悪戦苦闘しています。
しかし、忙しい中にも没頭していることに感謝している心はあるのです。
ヒマで何をして良いのかわからないくらい悲しいものはありません。
ところで・・・。
動物と人間の決定的な差の一つに‘創造性’というのがあります。
動物には環境の変化に対してある程度の順応性はありますが、生活をより良くしていこうという知恵はありません。が、人間にはあります。
店主には、終生、その創造的なことをドンドンしていきたいという思いがあるのです。
創造性というのは、決して芸術だけの範囲でなく、考え方一つとってもいろんな角度から柔軟に見る事のできるという、いつも固定的な見方をせず、絶えず‘変化’しているというものです。
その考え方の一つに、「全く逆から物事を見る」というのがあるのです。
例えば、・・・
黒という色を認識する場合、一番良い方法は、その黒と全く逆の白という色を重ねるというものです。
白い紙の上に、黒い色のものを置けば鮮明になります。
同様に、現代栄養学が正しいかどうかということを考えるにも・・・
天皇陛下と浮浪者や北朝鮮の貧困階級の人達と比較してみるというように・・・
天皇陛下はガンになっても、浮浪者や北朝鮮の貧困階級の人たちには糖尿やガンの人は非常に少ないのです。
そもそも、ガンのエサであるブドウ糖が少ないし、冷暖房器具もない寒暖の差が大きくある中で生きているのですから、脳の本能の座が鍛えられています。
世の有名な医学者の方々が必ず言っている「病気の根源はストレス」だけでは決してないことに気づかなければなりません。
毎日の生活で、何も食べるものがないという状況下のストレスはどれくらいあると思いますか?
ところで・・・
実は、世界最先端をいくアメリカの驚嘆すべき科学力を誇る軍部の思想の中には、この逆の視点で観察しているというフシがあります。
それは、宇宙探査で活躍したあのアポロ11号の名前を見てもわかります。
月を探査に行くのですから、それならば‘ムーン11号’とでも名前を付ければ良かったのでは?・・・
なぜ、月を探査するのにムーンではなく、アポロという‘太陽’という名前を付けたのか?
店主には、この名前の意味が不思議でなりませんでした。
しかし・・・
真実を知ろうとするならば、その対象とまったく逆のものをもっていくとより鮮明に物事が判明する!という思想があるに違いないとある時気づいたのです。
この逆の発想、もっと別な言い方をするならば、‘今までの常識と逆の見方’という視点で物事を観察していけば、恐らくノーベル賞級の発見も出てくると思うのです。