本日で店主・内藤のダイエットも7kg減量となっているのですが、小食を徹底するとどうしても眠れなくなってきます。
お腹がすいて眠れないというよりも、脳が眠るのを拒否しているという感覚です。
脳は、本来、眠ることを嫌がる性質を持っているフシがあります。
通常眠たくなるのは、適度な疲労はもちろんですが、良く噛むこともせず、必要以上に食べて内臓に大いなる負担を強い、また、ストレスによって脳を痛めつけているからです。
戦争のプロたち特に特殊部隊たちは、ジャングルのような戦地に赴くとき、食事を1日に1食にするといいます。
それは、お腹一杯3食食べると体は重たく、ちょっとした疲れで眠気が猛烈に襲ってきて、戦意喪失の状態に追い込まれるということを経験的に知っているためです。
ですから、ほとんど睡眠を取らずとも迅速な動きを確保するために小食を徹底し、脳を眠らせないようにするのです。
空海が23歳頃成就したという、一度見たり聞いたりしたものは一生忘れないという密教の秘法・虚空蔵求聞持聡明法(ぐもんじそうめいほう)をご存知でしょうか?
空海の天才的な能力を発揮した秘密の一つにこの聡明法があるのですが、この行法を成就した最近のある行者いわく・・・
‘この法を達成すると脳は眠ることを非常に嫌い、24時間寝ないでいけます’と。
ただし、脳は快適に働いているけれど、内臓が悲鳴を上げてくるし、家族がいっしょに生活できず困るので、今はあえて1、2時間だけ寝ることにしてます、と。
このように、本来の脳は眠らなくても機能する力を持っており、通常は小食にして、内臓の負担を軽くしたりしていくと脳をフル活動状態にしていけるので、短期集中型でも長期集中型でも仕事の効率が上がります。
それはともかく・・・
今回のテーマの‘ストレスは○○に溜まる’という内容についてですが・・・
この発見は、店主が尊敬するある博士が提唱した内容で、40年の医師としての観察からわかったものです。
その博士曰く、「ストレスは背骨に溜まる」と・・・。
肩が凝ったり、腰が悪い方がおられましたら、一度、うつぶせに寝て、アゴを引きながら背中をおもいっきり反る運動をしてみると良いでしょう。
恐らくほとんど上がらないと思います。
この脊髄を柔軟に動かせることは、わたしたちが考えている以上に重要なことが秘められています。
まず、この脊髄の柔軟なる運動ができ始めると、腰痛が消滅する可能性があるのです。
1000人の従業員がいたある工場で、絶えず腰痛持ちが発生している中で、労災を巡って経営者と労働者が争っていたところ、その博士に腰痛改善策の依頼がきました。
そして、博士は従業員に言いました。
「もし、わたしの指示する運動法をきっちりして、もし腰痛が起こったら、その時は労災を認めよう」と。
そして、博士の提案した運動を実施した結果・・・なんと10年間、その工場で腰痛発生者がゼロを達成したのでした。
この実績は奇跡以外の何ものでもなく、ありえないものでした。
ということで、このとんでもない実績を作った博士の運動については次回に説明していくことにしましょう。